人間関係の改善に役立つ!大学で学べる心理学

心理学とはどんな学問か

人間は高い知能と理性を備えていますが、心に基づいて行動します。心は喜びや怒りなどさまざまな面を持ちますが、そのように感じる原因にも、そしてその感情がどのような行動を起こすかにも一定のパターンがあります。人間の行動からその心理を読み取ろうとする学問が、心理学です。臨床心理学や犯罪心理学などのジャンルに細分化されますが、多くの人にとって身近なのは行動心理学でしょう。これは「なぜ人は意欲的になるのか」「広告はどのような心理を導くか」といった分野を研究するものです。

心理学は大学で学ぶことができる

心理学は20世紀に隆盛を極め、その研究結果は多くの文献にまとめられました。そのため現在は、インターネットや書籍から心理学を学ぶことができます。ただし、雑学程度の知識ではなく専門的に心理学を学びたいのであれば、大学に通うことが良い選択肢となります。心理学科は人文系の学部に存在し、常に最新の研究が行われていますし、テキストに不明点があれば、すぐに講師に質問することができます。自分自身で仮設を立て、それを同級生たちと議論することも、学問を探求する役に立ちます。

心理学に欠かせない臨床実験とは

大学の心理学では、実際に人間が参加する臨床実験が欠かせません。たとえば、本物の被験者1人と偽の被験者であるサクラ9人を集めて、数学の問題を出し、サクラにわざと誤った答えを発表してもらいます。すると、本物の被験者は9人に同調し、誤った答えを正しいと思い込みます。この時、被験者には少数派になりたくないという心理が働いたのです。実際の実験は被験者にストレスを与えることもありますから、最後に適切な心のケアを行わなければならないと、学会の指針で定められています。繊細な心を持つ多くの人々の協力のもと、心理学は発展してきたのです。

心理学の大学では、専門性の高い授業を通して専門的な知識を豊富に学べるため、カウンセラーをはじめとした様々な職業を目指す上で役立ちます。